シューズショップくさつ

シューズショップくさつ
店主 草津 邦彦さん
インタビュー 奥様(草津シゲ子さん)
創業大正2年に草津履物店としてこの地に開業。商品が下駄・草履から靴の時代に移る頃、店名も「シューズショップくさつ」に変更。ご主人で3代目の老舗だ。
お話を聞かせてくださった奥様がお嫁に来られた時には、店内にもまだまだ草履・下駄がたくさん陳列されていたそうだ。お客様にご近所のご婦人が多いことから、店内の商品も自然と婦人靴が中心となる。すぐに壊れる量産品は、一切置いてない。全てブランド物の長持ちするものばかりだ。「大事に育てている」とおっしゃる奥様にとって「シューズショップくさつ」の商品は、単なる商品とはひと味違うもの。
「くさつの商品が一番履きやすい」「くさつの商品は、丈夫で長持ちする」と言われるのが何よりも嬉しい、とシゲ子さん。「自分は、本当は事務仕事の方が向いている。兄弟も経理とかしているし」と言われるシゲ子さんは、確かに見た目も経理事務所にいそうなかっちりとした風貌の方。でも、そうした一風変わった接客の仕方が、ここ俵町の人達には、新鮮でいいのかもしれない。
「量販店で買われた物がすぐに壊れても、お客様は「安いから仕方ない」と思われて、文句を言いに行ったりしない。個人商店には、言いに行きやすいので、お客様はクレームを持ち込むこともある。でも、私の店に「すぐ壊れた!」と言ってくるような商品は、置いていない。これまでも、これからも」
俵町商店街の皆さんは、プライドを持って独自の商品を販売されている、とシゲ子さん。その精神を「シューズショップくさつ」もずっと持ち続けていかれることだろう。



電話番号 | 0956-22-2240 |
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住所 | 長崎県佐世保市俵町6-18 |